小春日和のなか春期講習の最終日を迎えました。
あっというまの3日間でしたね。みなさんはどう
でしたか。楽しんでいただけたでしょうか。
幼児クラスの課題:
「型取り絵画」ー画面構成体験ー
さいごの課題は「型取り絵画」です。
これはお教室にあるさまざまな道具のかたちを
クレヨンでなぞって、あたらしくておもしろい
かたちをどんどん発見していく課題です。
まずは、完成した作品をご紹介します↓
ポップな色づかいの作品になりました(花丸)
道具の大きさや配置のバランスもいいですね。
寒色系の色のなかにちらっとはいっている赤が
効果的で、とてもすてきな1枚になりました。
こんなすてきな絵がどのようにして完成したか
といいますと…
まずはちいさな紙で道具の形をとる練習から。
そして本番の画用紙へ。
この紙はなかなかの大きさなので、道具をなんと
8種類も描きこみましたよ。
線でしきられたスペースにクレヨンや絵の具で
色をつけていきます。おとなり同士はなるべく
同じ色にならないように注意しながら。さいご
に丸シールで飾りつけ。こんど年長さんになる
生徒さんでしたがとても意欲的に制作して感心
させられました。またがじゅくに遊びにきてね!
少年クラスの課題:
「着彩」ー色相と明度を分けるー
少年クラスは1日目に描いたデッサンに着彩を
していよいよ完成させていきます。
混色をするときは絵の具をだしたところとは
違う場所でまぜること。ちがう色をつかうとき
はそのたびに筆をこまめに洗うこと。
そして「影」の部分から色をつけはじめること。
たくさんルールがあって大変でしたね!
でもそれぞれ個性的で魅力的な作品に仕上がり
ました。今回の生徒さんたちはお口もよく動い
たけれど(笑)手を動かすのも上手で完成度の
高い作品がそろいました↓
さすが最年長の生徒さん。絵の具に慣れている
感じがします。構図がとてもかっこいいですね。
鳥の羽のフワフワした表現が上手にできました。
こちらはレギュラーの生徒さん。こちらも構図の
バランスのよさが目立ちます。モチーフの質感や
色味などとても工夫してうまく表現できています。
思わず「画伯っ!」と呼びたくなるような作品。
途中までまるでマティスの絵のような色彩鮮や
かな作品だったのですが、さいごの背景に色を
ぬるところで、ダラダラダラ…と上から深緑が。
鳥がジャングルの奥深くに隠れてしまいました。
…でもこれはこれで先生好きなんですけど!
はじめての静物着彩。ああじゃないこうじゃない
と、いっしょうけんめい混色している姿が印象的
でした。鳥の羽の色、本物にちかくなったね!
今回最年少の生徒さんの作品です。お姉さんが
がじゅくのレギュラーさんだからでしょうか。
とても堂々と絵を描いていてびっくりしました。
モチーフの特徴をとても上手にとらえています。
先が楽しみな生徒さんですね!
田園は3日間ともちがう先生で、今日だけの担当
でしたが、幼児クラス少年クラスともに制作意欲
のある前向きな生徒さんばかりで、先生もとても
いい刺激をいただきました。今回の体験を通して
すこしでももっと絵が描きたい、もっと絵の具を
使ってみたい、という気持ちになってもらえたら
しあわせです。また会えるといいな。
担当したのは、ゆうこ先生でした。
(記:倉屋ゆうこ先生)
(記:倉屋ゆうこ先生)